いろはにこんぺいとう
『いろはにこんぺいとう』 | ||||
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矢野顕子 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1973年5月, 1975年12月, 1976年2〜4月, 1976年11月, 1977年3〜6月 | |||
時間 | ||||
レーベル | フィリップス / 日本フォノグラム | |||
プロデュース | 矢野誠 | |||
矢野顕子 アルバム 年表 | ||||
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『いろはにこんぺいとう』収録のシングル | ||||
『いろはにこんぺいとう』は、矢野顕子の2枚目のスタジオアルバム、通算3枚目のアルバム。1977年8月5日発売。発売元は 日本フォノグラム。CDは1988年に徳間ジャパンから、2011年にミディから発売。
概要[編集]
矢野誠のプロデュースによる作品。一部曲目は、ザリバ以前の1973年に録音された。これらは、同年に発売が予定されていたファースト・アルバム(『JAPANESE GIRL』とは別)のための録音と思われる。ここにはティン・パン・アレーから細野晴臣(ベース)、林立夫(ドラムス)、鈴木茂(ギター)が参加した。
また、シンセサイザー・プログラマーとして松武秀樹が参加しており、電子楽器を応用したポップスの草創期の作品にあたる。もっとも、その音作りはのちのテクノポップの語法とは大きく異なり、矢野のピアノを中心にペーソスを感じさせるアナログシンセサイザーの音を絡める使われ方が行われている。
さらに、2000年代にブルーノート東京を拠点にトリオを組むことになるベース奏者、ウィル・リーが第2曲に、矢野作品への初めての登場をしている。矢野がイルカの模型をかついだ図柄のアルバムジャケットは、写真家の十文字美信による撮影である。
収録曲[編集]
- KAWAJI (作曲:矢野顕子)
- シンセサイザーによるインストゥルメンタル。
- いろはにこんぺいとう (作詞・作曲:矢野顕子)
- 待ちくたびれて (作詞・作曲:矢野顕子)
- ほうろう (作詞・作曲:細野晴臣)
- 小坂忠の曲のカバー。原曲は『ほうろう』(1975年)収録。
- 行け柳田 (作詞・作曲:矢野顕子)
- 相合傘 (作詞・作曲:細野晴臣)
- ぽつん (作詞・作曲:矢野顕子)
- 昨日はもう (作詞:石川セリ 作曲:矢野顕子)
- 石川セリへの提供楽曲。原曲は『気まぐれ』(1977年)収録。
- 家路 (作詞・作曲:矢野顕子)
- やませ(東風) (作詞・作曲:矢野顕子)
- 小坂忠に対して提供された楽曲。『ほうろう』収録。この時の題は「つるべ糸」であり、名義も「鈴木晶子」であった。