いて座デルタ星
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| データ 元期 J2000.0 Equinox J2000.0 |
|
|---|---|
| 星座 | いて座 |
| 赤経 | 18h 20m 59.7s |
| 赤緯 | -29° 49′ 41″ |
| 視等級 (V) | 2.72等 |
| 特徴 | |
| スペクトル分類 | K3III |
| U-B 色指数 | − |
| アストロメトリー | |
| 年周視差 (π) | 10.67 ± 0.93 ミリ秒 |
| 距離 | 310 ± 30 光年 (94 ± 8 パーセク) |
| 詳細 | |
| 質量 | 5 M☉ |
| 半径 | 62 R☉ |
| 光度 | 1,180 L☉ |
| 他の名称 | |
| 参照データベース | |
| SIMBAD | data |
いて座デルタ星 (いてざデルタせい、δ Sgr) は、いて座にある恒星系である。
この星にはカウス・メリディオナリス (Kaus Meridionalis、「カウスの南(の星)」の意)という固有名が与えられているが、近年ではカウス・メディア (Kaus Media、「カウスの中央(の星)」の意)と綴られている[1]また、カウス・メディウス (Kaus Medius) とする文献もある。ここに見える "Kaus" は、アラビア語で「弓」を意味する قوس (qaws) をラテン語に借用したものである。
インド天文学において、この星はいて座イプシロン星とともに、ナクシャトラの第20宿 Purva Ashadha を構成しており、その距星であった。中国では、二十八宿の第7宿(東方青龍でも第7宿)箕宿の2番目の星(箕宿二)とされた。
[編集] 物理的性質
いて座デルタ星は多重星系であり、ADS 11264、CCDM 18210-2950、See 350 といった二重星番号もある。4重星であり、主星はK型の3等星、他の3つの伴星はいずれも10等以下の暗い星である[2]。
| 伴星の明るさ | 角距離 | 位置角 | 観測年 | |
|---|---|---|---|---|
| A - B | 14.5等 | 25.8″ | 276° | 1896年 |
| A - C | 15.0等 | 40.1″ | 165° | 1896年 |
| A - D | 13.0等 | 58.1″ | 221° | 1896年 |
これら3つの伴星が主星と物理的な相互作用を及ぼしあっているのか、偶然同じ方向に見えるだけなのかは分かっていない。