いっかくじゅう座X-1

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いっかくじゅう座X-1
Monocerotis X-1
仮符号・別名 いっかくじゅう座V616星
A0620-00
星座 いっかくじゅう座
視等級 (V) 11.2
変光星型 X線新星
分類 A: ブラックホール
B: K型主系列星
C: コンパクト星?
軌道の種類 周回軌道
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α) 06h 22m 44.503s[1]
赤緯 (Dec, δ) -00° 20′ 44.72″[1]
距離 約3000 光年
(約920 pc)
絶対等級 (MV) 1.58
軌道要素と性質
公転周期 (P) 7.75 時間
物理的性質
質量 A: 11.0 ± 1.9 M[2]
B: 0.5 M[3]
C: 3~5M[3]
スペクトル分類 A: ブラックホール
B: K3V-K7V[1]
C: ?
色指数 (B-V) 0.60[1]
色指数 (U-B) -0.80[1]
別名称
別名称
Mon X-1,
いっかくじゅう座V616星,
1A 0620-00,
3A 0620-003,
1XRS 06201-003,
2S 0620-003,
SBC9 396,
INTREF 297,
AAVSO 0617-00,
1917年いっかくじゅう座新星,
1975年いっかくじゅう座新星,
A0620-00[4].
■Project ■Template

いっかくじゅう座X-1(Monocerotis X-1、Mon X-1)は、地球から約3000光年離れた場所にある連星である[1]

概要[編集]

いっかくじゅう座X-1は、ブラックホールを含む3連星であると考えられている。約3000光年という距離は、既知で最も地球に近い位置にあるブラックホールであることを示している。

いっかくじゅう座X-1は、主星が太陽の11.0倍[2]の質量を持つブラックホールで、恒星系と連星をなしている。恒星系の片方は恒星であり、太陽の0.5倍の質量を持つK型赤色矮星である[3]。もう片方は暗いため、種類は不明だが恒星ではなくコンパクト星であると考えられており、質量は太陽の3~5倍である。

いっかくじゅう座X-1は、X線を放出するX線新星でもあり、変光星としても登録されている。1917年1975年に爆発を起こしており、この時、通常放出される量の10万倍のX線を放出している[3]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f V616 Mon - SIMBAD
  2. ^ a b A Multiwavelength, Multiepoch Study of the Soft X-Ray Transient Prototype, V616 Monocerotis (A0620-00) - Astronomy Abstract Service
  3. ^ a b c d A0620-00 - Black Hole Encyclopedia
  4. ^ The Nature of the Secondary Star in the Black Hole X-Ray Transient V616 Mon (=A0620-00) arXiv

座標: 星図 06h 22m 44.503s, -00º 20' 44.72''