あやめ (人工衛星)

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あやめ
(No Image)
あやめ
所属 NASDA
NSSDC-ID 1979-009A
NORAD No. 11261
近地点 193 km
遠地点 34,411 km
軌道傾斜角 24.1 度
軌道周期 604 分
打上げ 1979年2月6日
運用停止 1979年2月
質量 130 kg
Web NASDA
物理的特徴
直径 1.41 m
高さ 0.95 m
ミッション機器
準ミリ波(35/31ギガヘルツ・予備なし)通信中継器
マイクロ波(6/4ギガヘルツ・予備なし)通信中継器

あやめ(略称 ECS)は宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた人工衛星(実験用静止通信衛星)である。静止衛星軌道への投入には失敗した。失敗の翌年に予備衛星のあやめ2号が打ち上げられたが同様に静止軌道への投入に失敗している。

目次

[編集] 打ち上げ

1979年2月6日にN-Iロケット5号機で種子島宇宙センターから打ち上げられた。衛星は、長楕円の静止トランスファ軌道へ投入されたが、同軌道から静止軌道への軌道変更のために行われたアポジモーターの噴射中に衛星からの電波が途絶え、計画されていた静止軌道への投入に失敗した。原因は、衛星がロケットから分離された後、ロケットが衛星に接触したため衛星に異常を来たしたものと考えられている。

[編集] 目的

ミリ波周波数帯の通信実験と電波伝播特性の調査、静止衛星関連技術の確立。

[編集] 特徴

技術試験衛星II型(きく2号)に続き、日本独自の静止衛星技術を確立するための衛星であったが、残念ながら静止化に失敗した。また、ミリ波帯を宇宙通信用に世界に先駆けて開発しようとする野心的な衛星でもあり、国産のミリ波帯高出力進行波管増幅器を搭載するとともに、ミリ波帯とマイクロ波帯の周波数を衛星上でクロスリンクできるなど多くの工夫がされていた。ミリ波帯は降雨減衰の影響を大きく受けること、開発コストが高いことなど短所がある一方、広い帯域の未利用の周波数を利用でき、高速の通信に利用できること、小型のアンテナで高い利得を得られる等の利点がある。

[編集] 軌道

静止衛星軌道/静止位置東経145度(予定)

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク