あひるの王子さま
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『あひるの王子さま』(あひるのおうじさま)は、森永あいによる日本の漫画作品。
月刊誌『ASUKA』2001年3月号より2003年4月号まで連載された。単行本は全6巻。6巻には『月刊ASUKA』2002年12月号増刊に掲載された番外編も併せて収録されている。2002年にはドラマCDが発売された。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
目次 |
[編集] あらすじ
チビで不細工、ビン底眼鏡を掛けている白鳥麗一は毎日のようにいじめられていた。アニメや漫画といった二次元的な物が好きな、いわゆるおたくに分類されるような生徒でさえ彼を庇わず、その上クラスメートの女子が身につけていた、ネイルアートが施された付け爪を拾ってあげると「ヘルメット(=白鳥麗一)が触ったものなんか汚くてつけられない」と言われる始末だった。そんな麗一だったが、園芸部に所属しており、部活動の一環として育てたサフランを手入れしていると美少女として名高い伊藤ゆみこだけは彼の側に寄って素直に「綺麗だね」と言ってくれた。「塾に遅れる」とゆみこが他の女子に呼ばれ、彼女はその女子と合流した。ゆみこは他の女子から、麗一と関わるなと進言されるも、彼女は否定した。当然のように舞い上がり、麗一は彼女にプレゼントするためにサフランを鉢に移すが、麗一の3人の美しい姉達は、無下にあっさりと断じた。特に、白鳥蘭に至っては、「同情だ」と決め付けた。麗一は「そんな事無い」と否定するが…。
翌日、鉢に移し替えたサフランを育て方を書いたレポート用紙と一緒にゆみこに渡すが、その時2人の姿は校舎のガラスに映り、あまりの不釣合いぶりに麗一は眩暈を起こす。慌てて物陰に隠れ避けようとすると、ゆみこはそれを否定した。もしかして本当にゆみこちゃんは僕が好きなんじゃ…と勘違いし、感極まった麗一は飛んで抱きつこうとするが、ゆみこは唐突にしゃがんだため麗一は校舎に頭から突っ込んだ。振り返るとゆみこは一匹の犬を抱いており、その犬を麗一に紹介した。ゆみこが麗一を好きなのは実は愛犬ミスターにそっくりだからであった。麗一はショックのあまり学校にも行かず自宅で10日以上も引き篭もり、家族から追い出される形で渋々学校に行くと、ゆみこが今日アメリカに転校する事に…。慌ててお別れの挨拶をするためにゆみこの自宅の近くに行くと、ゆみこは私服姿で血相を変えて姿を消したミスターを探していた。麗一は快く協力し、道路の向こうにミスターを見つけたが、車に撥ねられ…。
[編集] 登場人物
- 白鳥麗一(しらとり れいいち)
- 声:保志総一朗
- 主人公。初登場時は中学3年生。母親の連れ子。チビで不細工、ヘルメットのような髪型から、渾名(ヘルメット)をつけられ、酷くいじめられていた。事故に遭い、ミスターから魔法を掛けられた。現在、長身かつサラサラ髪な美少年。1年遅れで私立旭ヶ丘高等学校に入学、ゆみこと再会した。
- 伊藤ゆみこ(いとう ゆみこ)
- 声:田村ゆかり
- ヒロイン。麗一と同じ中学出身の美少女。私立旭ヶ丘高等学校2年D組。中学卒業間際、父親の海外転勤でアメリカに一時引っ越した。高校には2年生から編入している。整形手術で綺麗になった男性は苦手。本人曰く「整った顔はよく判らない、整形前の方が皆綺麗」。
- ミスター / エドワード
- 声:龍田直樹
- 今はゆみこの飼い犬であり、その正体はハイランドの王子。エリアスに犬化する魔法をかけられた。最終的には、ゆみこの願いを叶えて人間に戻ったが、彼女には判ってもらえず警察に通報された。紆余曲折を経て蘭と恋人同士に(しかもベタ甘な関係)。
- 奥村(おくむら)さん / ブランシュ
- エドワードの幼馴染で、エリアスの恋人だった。後者は前世の名前。実家は神社。魔法は大して使えないが、お祓いは超強力。最終的には、ミスターが人間に戻るのに協力した。
- 白鳥蘭(しらとり らん)
- 声:木村美佐
- 麗一の姉。彼女を含む3人の姉は父親の連れ子。恋人に二股を掛けられた腹いせに、麗一を押し倒し童貞を奪った張本人。最終的には人間に戻ったミスターと恋人関係に。空手2段の強者。
- 大前リカコ(おおまえ リカコ)
- 声:雪乃五月
- ゆみこの同級生かつ、ポッチャリ体型の少女。思い込みが激しい。車に轢かれそうになった麗一を庇って病院に運ばれる。退院した時にはスタイル抜群となり、街中で戦隊もののプロデューサーからスカウトされる。入院中病院で知り合った有名なバイオリニスト(後藤)と付き合っている。かなりの巨乳で、素顔は美人。
- 高村(たかむら)
- 声:千葉進歩
- 私立旭ヶ丘高校の園芸部顧問にして、正体は魔法使いエリアス。奥村さん(ブランシュ)とは、前世愛し合っていた。前世も今も相当な女好きで、ゆみこにも興味を持っていた。少々腹黒(?)。
