あさひ型護衛艦
| あさひ型護衛艦 | ||
|---|---|---|
| 艦級概観 | ||
| 艦種 | 護衛艦 | |
| 就役期間 | 1955年 - 1975年 | |
| 次級 | DE:あけぼの | |
| DE:いかづち型護衛艦 | ||
| 性能諸元(貸与時) | ||
| 排水量 | 基準:1,240トン | |
| 全長 | 93.3m | |
| 全幅 | 11.1m | |
| 深さ | 6.1m | |
| 吃水 | 3.5 m | |
| 機関 | ディーゼル・エレクトリック方式, 2軸 | |
| GM 278Aディーゼル機関+発電機(1,200kW) | 4基 | |
| 電動機(1,500hp) | 2基 | |
| 速力 | 最大:21 kt | |
| 航続距離 | 10,800nmi / 12 kt | |
| 乗員 | 220名 | |
| 兵装 | Mk.22 76mm単装砲 | 3基 |
| 40mm連装機銃 | 1基 | |
| 20mm単装機銃 | 8基 | |
| 533mm3連装魚雷発射管 | 1基 | |
| ヘッジホッグ落射機 | 1基 | |
| 片舷用爆雷投射機(K砲) | 8基 | |
| 爆雷投下軌条 | 2条 | |
| 言語 | 表記 | |
| 日本語 | あさひ型護衛艦 | |
| 英語 | Asahi class Destroyer | |
あさひ型護衛艦(あさひがたごえいかん、JMSDF DE-262 ASAHI class)は、海上自衛隊草創期の護衛艦(当初は警備艦に類別)である。前身はアメリカ海軍のキャノン級護衛駆逐艦で、1955年に2隻が貸与された。両艦とも除籍済み。
[編集] 概要
キャノン級護衛駆逐艦はアメリカ海軍が量産した護衛駆逐艦のうち長船体でディーゼル電気推進を採用したタイプで、DET(Diesel Electric Tandem)型と称される。「あさひ」の前身はアミック (USS Amick, DE-168) 、「はつひ」はアザートン (USS Atherton, DE-169) 。前者は1943年7月26日、後者は同年8月29日、いずれもニュージャージー州のフェデラル・シップビルディング・アンド・ドライドック社で竣工、第二次世界大戦に参戦した。後者は1945年5月、ドイツ海軍の潜水艦U-853を撃沈している。
戦後はフロリダで予備艦として保管されていたが、1955年6月14日、ボストンで日本に引き渡され、回航されて第6護衛隊を新編した。なお海上自衛隊護衛艦でディーゼル電気推進を採用したのは、このクラスのみである。
1957年に艦種記号と艦番号を付与、1960年に艦種を警備艦から護衛艦に改めた。貸与後も装備は基本的に大戦中のままだったが、1959年にソナーを換装、1962年にはレーダーを国産のOPS-16に更新している。なお1960年1月、第6護衛隊に護衛艦「わかば」が編入され3隻編成となったが、同艦は旧海軍駆逐艦「梨」の後身であったため隊運用上苦労し、1年余りで2隻編成に戻されたことがあった。
本型は低速に加え戦時急造艦らしく復原性能や艦内容積に問題があったといわれ、両艦とも1964年12月10日付で一線を離れ、第1練習隊に編入。以後は練習艦任務に従事した。老朽化に伴い1975年6月13日に揃って除籍・返還されたが、これにより海上自衛隊の貸与艦艇は全て姿を消したことになる。
両艦ともその後の1978年、フィリピン海軍に供与された。ダトゥ・シラチュナ(Datu Siratuna)と改名された「あさひ」は1988年に除籍されたが、ラジャー・フマボンとなった「はつひ」は一時退役したものの現役に復し、2006年現在なお同国海軍最大の水上戦闘艦として活動している。艦対艦ミサイル搭載を含む近代化改装も検討されているという。
[編集] 同型艦
| 艦番号 | 艦名 | 竣工 | 貸与 | 除籍 |
|---|---|---|---|---|
| DE-262 | あさひ | 1943年 | 1955年 | 1975年 |
| DE-263 | はつひ | 1943年 | 1955年 | 1975年 |
[編集] 関連項目
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