ي
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| ي | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 語末形 | 語中形 | 語頭形 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ـي | ـيـ | يـ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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[編集] 概要
ヘブライ文字のי、ギリシャ文字のΙ、およびラテン文字のI, yに対応し、硬口蓋接近音であるyの音価を持つ。IPAであらわすと[j]である。
ほとんどのアリフバーターではシャッダ化すると促音となるが、 ي においては長母音化し、多くの場合はさらに同音価の子音を続かせる。
名詞もしくは動詞の後に接尾語としてつなげると属格の一人称単数である接続指示代名詞となる。また地名などの語尾に添えることで「~の人」という意味になり、これは英語の「-an」や「-ese」に相当する活用といえる。
[編集] 字形変化
アラビア文字は、その文字が語中もしくは文中のどの位置にあるか、あるいは前後の文字は何であるかによって字形が異なる。以下に ي の字形変化を示す。
| 語尾形 | 語中形 | 語頭形 | 独立形 | ||||||||||||
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[編集] 点無しي
ي の異字として ی があり、これを点無しヤーとよぶ。点無しヤーは正則アラビア語であるフスハーにおいてはハムザの付くときにしか用いられない。まったく同じ字形のものにアリフ・マクスーラがあり、学説や解釈によってはこれを同じもの、もしくはどちらも ا の異字とみなす向きもあるが、ここでは文法上からみて ي の変化したものとみなされるもののみを点無しヤーとよぶことにする。なお、Unicodeではアリフ・マクスーラと点無しヤーは別字とし、前者はアラビア文字枠に0649hとして、後者はペルシア語用アラビア文字枠に06CChとして収録している。
フスハーにおいては、 ي にハムザの付いたときのみ点無しヤーとなる。また、点無しヤーは原則としてハムザを伴った状態でしか用いられない。一方、一部の方言や口語やペルシア語ではハムザの有無にかかわらず点無しヤーをもって綴ることがある。
ハムザを伴わない単なる点無しヤーは原則として語尾にしか用いられず、Unicodeの字形変化枠にも独立形と語尾形しか収録されていない。
ハムザ付きの ي は ئ と書き表わされ、書体によってはペルシア文字の ک に類似する。またハムザの付かない点無しヤーとは異なり、語頭、語中、語尾のいずれにもあらわれる。音価はiになり、シャクルはカスラが付くが、ハムザはかならず文字の上部に付される。
| 語尾形 | 語中形 | 語頭形 | 独立形 | |||||||||||||
| ハムザ付きヤー |
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| 点無しヤー |
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主たるアラビア文字群であるアブジャド文字群( حروف أبجدية )には含まれず、アリフ・マクスーラとともにイダーファ文字群( حروف إضافية )に属する。通常の下2点である ي と ا はアブジャド文字群である。

