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グラフ理論において、クラトフスキの定理(英:Kuratowski's theorem)とは、平面的グラフに対する禁止グラフの特徴づけ(英語版)を述べた定理である。カジミェシュ・クラトフスキにちなんで命名された。この定理は,有限グラフが平面的グラフであるためには、部分グラフとしてK5(5頂点の完全グラフ、五角形とその対角線5本からなる)やK3,3(3頂点ずつの完全2部グラフ、3つの頂点が他の3頂点とそれぞれ結ばれている)の細分を含まないことが必要十分であると述べる。
なお、K3,3は、utility graph(英語版)の簡易な場合におけるグラフとしても知られている。